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源太桜への道案内

土谷橋バス停から1.5km、徒歩40分。

案内板に沿って進む。





途中にある「あけぼの橋」は、源太桜から歩いて2,3分のところにかかっていた橋のレプリカ。



 

山道入口にあるお地蔵様

江戸時代に阿波の商人が旅人の安全祈願に立てた。


ちょっと熊野古道気分・・

昔は人力車も通れる道幅があった。今は人が一人通れるくらいの山道。

上ったり下ったりの山道。

途中には、峠茶屋や馬に灸をすえていた治療所などもあったそうだ。


写真上…手前が白い花、奥がピンクの花を咲かせる。

写真左…奥のピンクの桜側から白い桜を撮影した。

写真を撮るときのポイント地点

山道を下り、桜が見えてくる坂あたりで撮影すると全体を1枚に収めることができる。

 

※お祭り当日は100名まで甘酒が無料で振舞われる。


 

 

源太桜を後世に残したいと、クローン技術を駆使してできた苗木は、平成10年に市役所などに植樹された。残念ながら枯れたものが多い中、土谷集会所入口右手にある2世はすくすく元気に育っている。源太桜のおひざ元、この環境が適しているのだろう!

5月8日撮影
5月8日撮影

金毘羅街道・源太桜周辺
平成21年8月発行、愛媛県東温市の地域・人を訪ねて「ふる里やけん、よかろ?」より
源太桜.pdf
PDFファイル 646.0 KB

編集後記

 源太桜には、色々逸話がある。「700年前、源氏に追われた平家の残党樫原源太秋季がこの地に辿り着き、隠れ住んで密かに平家の再興を願い桜を植えた。」という話もある。

 そのような逸話が出るくらい、山道には風情があり昔の時を思わせるものがある。桜は、高さがあるせいか線が細く感じられ、花も上の方についており遠いためか、儚い様子だった。

 今の桜とは違うものを感じた。

 長く受け継がれてきた桜、是非1度足を運んで欲しい。

 道中は、さくら三里会により整備されていたが桜の季節だけ手入れされてるようだ。本日は、雨でぬかるんだ箇所も多くたどり着くまでかなり困難だった。晴天なら問題ないと思われる。