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吉久の百八灯(よしひさのひゃくはっとう) 東温市指定無形民族文化財

毎年8月24日

【住所】   東温市吉久 表川の河川敷

【問合わせ先】東温市歴史民俗資料館 089-964-0701

【アクセス】

伊予鉄道バス  利楽温泉坊っちゃん劇場前下車 徒歩30分

伊予鉄道    横河原線 見奈良駅下車 徒歩40分

タクシー    見奈良駅から5分  

自動車     国道11号線→県道23号線南へ 表川橋を渡った堤防 

【開催日】   毎年8月24日 19時~20時30分 

 

毎年8月24日に開催される盂蘭盆の行事

表川の氾濫や水難事故で亡くなった人の霊を弔い、飢餓仏の供養を行う。


柴灯(さいと)を女竹で作る。

堤防に立ち並べられている柴灯。

戦前には108箇所に火を灯していたが、

現在は40箇所くらい。

 

薄暗くなり、地域の方達が集まり始める。

                午後7時点火!

 

 

 

 

                

 

「太郎も来い、次郎も来い」

子ども達が火の周りを歩き魂を呼び合う声が響く。

橋の上から見た様子
橋の上から見た様子

      

この情景は遠い昔と変わらない。

なくなった人の魂がこの火をみつけて帰ってくるそうだ。帰る家のない霊を一緒に供養するという百八灯。





 

取材後記

小旅行気分で…

百八灯は昭和35年(1960年)頃まで子どもだけで行っていたが、暫く中断し

昭和49年に復活。それ以降は現在の大人中心になったそうだ。

子どもの参加は15人ほど。大人は高齢者が多かった。少子化により後継者も減少。

それなら地域の伝統行事に参加して応援するのはどうだろう。

レスパスシティーにある坊っちゃん劇場や利楽温泉、北方のさくらの湯に立ち

寄ってから百八灯を見物するのも楽しそう。

利楽は宿泊もできる。

産直あさつゆマルシェやさくら市場の地元産新鮮野菜もお買い得だよ。